こんにちは、さんパパです!
こういった疑問にお答えします。
ブログを書く際、他人の記事を参考に記事を書いたりすることもあると思いますが、その際に注意すべきなのが著作権です。
人の文章などを許可なく使うと法律で罰せられることがあるので、しっかりと確認しておきましょう。
ブログ記事を引用する際に注意する6つのこと
記事を引用する上で最低限、以下のことは覚えておきましょう。
ブログ記事引用の基本概念
ブログ記事などの引用方法については法律(法の条文32条)によってルール付けがされていますが、下記の記事が分かりやすかったので引用しておきます。
【条件】
ア.既に公表されている著作物であること
イ.公正な慣行」に合致すること
ウ.報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
エ.引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オ.カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ.引用を行う「必然性」があること
キ.「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)著作権なるほど質問箱より引用
ブログ記事を引用する際の注意点
記事を引用する際は以下のことを意識すればOKです。
注意点②:記事の全文をコピーするのはNG
注意点③:引用部分を記事のメインにしない
注意点④:一言一句変えずにコピーする
注意点⑤:引用部分は専用タグでくくる
注意点⑥:引用先を明記する
注意点①:公開されている記事であること
引用先の情報はおおやけに公開されていることが必要です。
例えば誰かのネタ帳を見ることがあって、それをパクって記事を書いたら訴えられる可能性があるということです。
他にも限定コミュニティや限定記事など秘匿性のある情報の公開もやめておきましょう。
注意点②:記事の全文を引用するのはNG
引用元の記事をすべてコピーするのは引用ではなく転載にあたるので、あくまでも記事の一部だけを切り取る必要があります。
例えば引用先の記事が2000文字だった場合、2000文字をそのまま貼り付けるのはダメということです。
注意点③:引用部分を記事のメインにしない
自分のブログに関しても引用した部分がメインとならないよう配慮することが求められます。
あくまでも引用部分は記事の補足であり、中心になってはいけないということです。
注意点④:一言一句変えずに引用する
引用する場合は相手側の記事を一言一句変えずにコピーして貼り付けます。
一部を自分の言葉に書き直して引用すると著作権の侵害になる可能性があります。
注意点⑤:引用部分は専用タグでくくる
ブログに記事を引用する場合は『blockquoteタグ』でくくります。
これによって『これは他のサイトから引用した文章です』ということを明確にできます。
注意点⑥:引用先を明記する
最後に引用先のURLを明記すればOKです。
明記の方法は『記事タイトル名より引用』としておけばいいでしょう。
ブログ記事の引用に関する一問一答
引用できる文字数は何文字くらい?
多くて数百文字程度だと思いますが、それよりも引用部分が記事のメインになっていないかの方が大事です。
200文字を引用する際、1万文字の記事と500文字の記事では、引用部分の比重が変わってしまうので気を付けましょう。
引用したい記事はどこから見つけるの?
どこからでもいいと思います。
ブログ・YouTube・Twitter・書籍・ニュースなどなど。
いずれもルールを守って引用先を明確にする感じですね。
Youtube動画をブログに引用していいの?
YouTube上で公開されている動画をブログに埋め込むのであればOKです。
もちろん違法な動画はNGですが、その場合はYouTube側で削除されるので引用もできなくなります。
もっともYouTubeの動画をダウンロードして、それを自分の物のようにブログにアップするのは著作権の侵害になるのでNGです。
認められるのは『YouTubeにアップされている動画をブログで引用公開する』という形です。
Twitterの情報をブログに引用していいの?
これもルールを守れば大丈夫です。
例えば他の人のツイートをパクって記事にするのはNGですが、ツイートを埋め込めばOKだと考えています。
詳細は『ブログにツイッターを埋め込む方法←タイムランもツイートも自由自在』を参考にしてください。
引用は重複コンテンツとしてペナルティを受けないの?
詳しくは分からないので経験談としてお伝えすると『気にしなくてOK』かなと。
そもそも引用ってそんなにたくさん使わないですからね。
上記6つの注意点に気を付けて利用すれば大丈夫です。
引用部分が多くなってしまったらどうするべき?
引用先にメールなどを使って連絡すると良いでしょう。
『こういった理由でこの記事を使いたいのですが、利用させてもらっていいですか?』という感じです。
相手側がOKすれば転載になっても問題はありません。
引用先が『http:~』になっていますが大丈夫?
できれば『https:~』のサイトが良いです。
似たような情報が載っている『https:~』サイトを見つけましょう。
他のブログの引用部分を引用したい
孫引きと呼ばれるものですが、その場合は大本の文章を読んだうえで、そこから引用するのが良いです。
例えば他のブログでYahoo!ニュースの記事が引用されていた場合、その記事が公開されているYahoo!ニュースを読み、その記事の内容を引用し、URLなどを記載する感じです。
Twitterなどの画像をダウンロードして使うのはいい?
これはNGです。
画像にも著作権があるので、相手に許可を取る必要があります。
まとめ:相手先に迷惑をかけないように
というわけで引用に関する注意点でした。
最後に僕が他の記事を引用する時に意識していることを3点ほど挙げておきます。
■自分がされて不快にならないかを考える
■できるだけ自分の体験を書く
引用の際は『自分がされた時に嫌な気持ちにならないか?』を考えるといいですね。
相手側が記事の紹介やリンクを貼ってくれれば、そこから流入があるのでこちらにもメリットがあります。
逆に相手から情報を奪う的な思考だと、何かもめごとが起こった時に大きな労力を割かなければならないので、トータルで見たら損しかありません。
背伸びをせず、自分の出せるものを1つ1つ公開しつつ、必要な時にだけ力を借りるようにしていきましょう^^
記事の引用と転載って何が違うの?
引用して記事を書く時のルールとかある?
他の記事を引用する時の注意点について詳しく教えて欲しい