こんにちは、さんパパです!
会社で働いてるとこんなことを考えたことってないですか?
- 働けば働くほど仕事を振られる
- だけど給料は全然増えていかない
- なのに仕事のできない先輩の方が給料が上
- マジでやってられないけど嫌だと言えないし
- 結局、周りがやらないから自分がやるしかない、、、
って感じで仕事のストレスを背負い込んだ結果、僕は『過敏性腸症候群』という病気になってしまいました
当時はまだ起業を目指していたわけではなく、むしろ『今の会社でゴリゴリ働いて、他の人よりも出世していっぱい稼ぐぞ!』って意気込んでた時期でもあります。
そんな僕がその数年後に脱サラして起業してしまったわけですから世の中分からないものですね(^^;
- 【経験談】会社の仕事は適当に流すべきという思考に至った8つの理由
- 会社の仕事を適当に流すために実践した5つのこと
- 会社の仕事を適当に流すことが難しい真面目な人へアドバイス
現在はブログ歴9年、LINEやメルマガを利用したDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を中心とした自動化の仕組みを構築するコンサルティングも行い、アドバイスさせていただいた方は500人を超えています。
今回は仕事を頑張り過ぎてる方に僕がサラリーマン時代に実践した『会社の仕事は適当に流した方がいいですよ』ってお話しをしたいと思います。笑
もちろん仕事を雑にやるとかやるべきことをやらず周りに迷惑をかけるってことではなく『成果を出しながら手を抜いて上手く付き合っていきましょう』って感じです。
今だから話せるけどサラリーマン時代はよく手を抜くことを考えてました🙈
というのも会社って働けば働くほど仕事を振られてコスパが悪くなる😖
自分より仕事ができない人の方が給料高いとか普通なので😅
余力を残しながら仕事しつつ、余った体力で副業を頑張る✨
長い人生、楽することも大切です😌
— さんパパ@ブログ・子供と遊ぶ在宅起業家👨🏫 (@san_pa_pa) July 15, 2020
このあたりのさじ加減をうまく使わないと『一生懸命働いてるのに全然豊かにならず、ストレスばかりが増えていく人生』に向かってしまう危険性があるので経験談を含めて解説していきますね。
目次
【経験談】会社の仕事は適当に流すべきという思考に至った4つの理由
大前提としてとして僕は元々、サラリーマンとして役員まで出世し、豊かな暮らしを手に入れようと必死に仕事を覚え、時に自らサービス残業をして先輩社員に仕事を教えてもらい、依頼された業務は断らず遅くなってでもやり切り、飲み会では二次会まで参加して顔を売るなど、家族との時間を削って仕事に身を捧げていました。
そんなやる気に満ち溢れていた僕が会社の仕事は適当に流すべきという思考に至った理由は以下の通りです。
- 理由①:仕事を超頑張っても給料が変わらない事実を知った
- 理由②:どんなに効率化しても定刻までは会社にいなきゃいけなかった
- 理由③:仕事を意図的にサボっている先輩がいた
- 理由④:偉い人ほど遅くまで働いて人生が苦しそうに見えた
- 理由⑤:課長に出世した上司が愚痴ばかり言っていた
- 理由⑥:ストレスで腹痛と下痢が頻発する病気になった
- 理由⑦:管理職の人が宝くじを当たったらやめると宣言していた
- 理由⑧:仕事は人生の目的ではないことを知った
簡単に解説します。
理由①:仕事を超頑張っても給料が変わらない事実を知った
ぶっちゃけ、仕事をいくら頑張っても給料って増えないですよね。
さらに追い打ちをかけるかのように管理職へと出世した所で、昇給額よりも負う責任と労働時間の方が圧倒的に増えるという現実、、、
会社の裏側を知れば知るほど『そこまで会社に尽くさなくていいんじゃないのかな』と思うようになりました。
理由②:どんなに効率化しても定刻までは会社にいなきゃいけなかった
会社って就業時間が決まってるのでどんなに効率よく仕事をしても定刻までは職場にいなきゃいけないんですよね。
普通に考えて短時間で効率よく仕事をする人の方がコスパの良い社員で評価され、給料がもらえるべきだと思うのですが、現実は逆なんですよね。
実際に残業代目当てで時間調整しながらダラダラ仕事をしてる人もいましたし、そういうのを見て『ああ、まじめに仕事するより適当に流して時間調整した人の方が得なんだな』って思うようになりました。
理由③:仕事を意図的にサボっている先輩がいた
僕と同じ部署に社内から誰にも相手をされず、日によっては一言も話さずに帰る少し変わった先輩社員がいました。
誰に聞いても『あいつは変わってる』『変な奴だから無視しとけばいいんだよ』みたいな感じだったのですが、僕は立場上、関わらないわけにはいかなかったので何度か自分から話しかけて仕事を教えてもらったりしてました。
すると、周囲が言うほど変な人には思えず、むしろ会社のことを客観的に捉えていて『この人、実はめっちゃ頭がいいんじゃないのかな?』と思ったんですよね。
あまりの饒舌(じょうぜつ)っぷりに言葉を失いましたが、この先輩社員は仕事ができないのではなく、あえて仕事ができないふりをして最低限のこと(=給料に見合う分だけの仕事)しかやっていなかったんだということを知りました。
僕は彼ほど非常にはなれなかったので言われたことはきちんとこなしてましたし、彼に対して『さすがに仕事しなさすぎでしょ』とイラっとしたこともありますけど、そういう人を近くで見るとやる気はなくなりますし、やっぱり頑張る人ほど損をするなら少しくらい手を抜いていいんじゃないかなって思いました。
理由④:偉い人ほど遅くまで働いて人生が苦しそうに見えた
僕は会社で出世をすれば給料が増えて安定した生活ができると思ってましたが、ふと周りを見回すと管理職の人達は誰もが忙しそうに疲弊しきった顔で仕事をしてました。
管理職は会社を回す立場なので(ある程度忙しいのは)仕方がないのかなと思いつつ、僕が気になったのは彼らがまったく裕福には見えなかったんですよね。
『会社のためにプライベートの時間を削ってまで働いているにもかかわらず、給料も低いってなんのために働いているんだろう?』っていう気持ちが強くなっていきました。
理由⑤:課長に出世した上司が愚痴ばかり言っていた
課長に出世した先輩社員に『昇進おめでとうございます』と伝えたら、真顔で『おめでとうじゃねーよ』と切り返されました。
想定外の返信に凍り付いてしまったのですが、彼曰く管理職になっていい事なんか一つもないとボヤいてました。
入社したころは管理職や幹部を目指して頑張ろうと思ってましたが、こういった現実を突きつけられると『出世する意味ある?』、『この会社にいちゃいけないんじゃないか?』といった想いが溢れ出てくるんですよね。
その結果、仕事に対する気持ちが冷め、『周囲に迷惑をかけない程度に流しておこう』って気持ちになりました。
理由⑥:ストレスで腹痛と下痢が頻発する病気になった
僕の部署は少人数だったのですが、その中の1人が仕事をしない先輩だったので、必然的に1人あたりの負担が大きくなります(組織図的には先輩社員も含めた人数で計算されているため)
その中でも特に僕は仕事をたくさん振られ、当時はまだ『任された仕事はしっかりやらないと!』といった感じで頑張っていたこともあり、多少、体がしんどいなと思っても無理して仕事を終わらせていました。
その結果、ある時から上司から仕事を振られるとお腹が痛くなったり、家にいてふと仕事のことを考えるとお腹がゴロゴロしてきて下痢になったりという症状に悩まされるようになりました。
最初は気にしなかったのですが、あまりにも続くので病院に行ってみたところ『過敏性腸症候群』というストレスからくる病気だということが分かり『このまま行ったら定年まで働くとか絶対無理だし、そもそも体を壊してまでこの会社で働かなきゃいけない理由なんかないよな』といった感じで仕事に対する思い入れが急速に落ちていきました。
理由⑦:管理職の人が宝くじを当たったらやめると宣言していた
飲み会の時、ある部署の上司が『俺は年末ジャンボが当たったらこんな会社すぐに辞めてやるるよ』と宣言してました。
そこには幹部もいたのですが、聞こえてないのか聞いてないのか分かりませんけど、よくまぁそんなことが言えたもんだなーと思ったんですよね。
そんな人たちの中で真面目に『こういった業務をしていった方が会社は良くなりますよ!』みたいな提案をしても面倒だと思う人が多数なら意見はかき消されるし、決定権のある人が目を向けてくれなければ何もできないわけです。
それだったら『会社の仕事は適当に流して、自分で全てを決められる副業を始め、自分の思う方向へと人生を変えていった方が楽しいだろうな』って思いました。
理由⑧:仕事は人生の目的ではないことを知った
起業の勉強をしている中で『自分にとって仕事はお金を稼ぐための手段に過ぎず、人生の目的ではない』ということを知ったんですよね。
加えてお世話になった上司が定年を迎えた時『大学を卒業して40年以上会社のために尽くしてきたのに、最後はお疲れ様の一言もなく来年は契約しないからって言われちゃったよ』と悲しそうな声で話しているのを聞いて『会社も僕らのことを駒としか見てないんだな』と寂しい気持ちになりました。
そして『どれだけ会社に貢献したとしても定年を迎える頃には若い人に目移りして、自分もいつかは捨てられるんだな』といったことを想像すると、少しくらい仕事を適当に流したとしても罰は当たらないでしょって思いました。
こんな感じの経験をするなかで僕は『一生懸命働いて出世しよう』といった気持が薄れ、徐々に『サラリーマンとして長く働いていくためには仕事を適当に流すことも必要なんだな』という思考へと変わっていったのです。
会社の仕事を適当に流すために実践した5つのこと
会社の仕事を適当に流すために僕が行ったのは以下の5つです。
- コツ①:退社時に翌日の業務内容を頭に入れておいた
- コツ②:社内メールは『TO』のものだけ読むようにした
- コツ③:頼まれた仕事は早く終わっても時間調整した
- コツ④:重要でなく、かつすぐに終わる仕事を残すようにした
- コツ⑤:仕事が重複したら決定権を相手にゆだねるようにした
それぞれ解説します。
コツ①:退社時に翌日の業務内容を頭に入れておいた
毎日の帰宅時に明日やる仕事の内容をメモしたり、頭の中で業務内容をシミュレーションしてから帰宅するようにしました。
それによって翌日の時間配分が頭の中で思い浮かぶので、他の人から急な仕事を振られた時、具体的な理由を付けて断ることができたりします。
仕事によっては30分くらい時間をずらすことも可能だと思うので、自分の都合に合わせてやるべき業務をずらして相手の依頼を断る感じです。
あらかじめ1日の時間配分が頭に入ってないと、いきなり仕事を振られた時とか反応できず、自分が本来やらなくていいような仕事を押しつけられたりするので、なるべく『仕事が詰まっているので僕は忙しいですよ』って感じをアピールしてました。
コツ②:社内メールは『TO』のものだけ読むようにした
社内メールっていろんな部署から配信されるので、ちょっと気を抜くとすぐに100通以上が溜まり、真面目に読んでいたら1時間とかすぐなくなってしまいます。
なので『自分あてに送られてきたメール以外は基本的にスルーし、それ以外はあて先を見て重要そうな人からのメールであれば見る』といった感じにしてました。
たまに内容を知っていること前提で『メール送られてるよね』みたいなことを言われましたが『すみません、メールが多すぎて全部読んでいると業務が間に合わなくなるのでTOのメール以外は見ていません』と正直に伝えてました。
というのも部長や社長は僕よりももっと多くのメールが届いているわけで、それを1通1通見ていたら、パソコンの前から立つことすら無理だと思うんですよね。
つまりある程度、重要なメールだけ見てそれ以外は放置してるのが実情で、いつか自分がその立場になった時にそうせざるを得ない状況になるので問題ないと考えてました。
コツ③:頼まれた仕事は早く終わっても時間調整した
僕は頼まれた仕事はできる限りさっさと終わらせるタイプだったのですが、報告に関しては少し遅らせていました。
すると自分の仕事も終わらなくなって精神的にもきつくなるので、依頼された業務が終わっても納期に余裕があるならいつでも報告できる状態で待機させてました(『今週中にお願いね』と頼まれた仕事が火曜日に終わっても報告するのは木曜日か金曜日という感じ)
もちろん緊急的な案件であれば優先的に取り組んですぐに報告しますが、そうでなければ報告をずらすことで追加の依頼が来ることもない(来たとしても前の案件が終わってないと断る口実になる)ので、うまく調整すると良いですね。
コツ④:重要でなく、かつすぐに終わる仕事を残すようにした
主に日々のルーティンワークみたいなものですが、すぐにやらなくてもよい仕事はあえて残したりしてました。
すると周囲からは真剣にパソコン作業をしてるように見えるので、仕事を振られずらくなりますね。
仕事が終わったからといって休憩所に長くいたりすると変な噂が立ったり、上司からの目が厳しくなるかもなので、一生懸命メールを読んでいるふりをしておきましょう。
コツ⑤:仕事が重複したら決定権を相手にゆだねるようにした
手を離せない仕事や業務が残っている状態で何かを依頼されたら、相手に選択をゆだねましょう。
例えばおにぎりを後100個作らなきゃいけない状態で、上司から『スパゲッティを30個作ってほしい』と言われたとします。
すると『分かった、じゃあスパゲッティは他の人に頼むからおにぎりを作ってくれ』みたいに言われて、追加業務を逃れられたりします。
何も言い返さないと仕事が積み重なって自分が追いつめられるだけですので、きちんと反論できる準備をして相手に選択をゆだねることで仕事を回避したり、時間的猶予を作れたりするのでおすすめです。
会社の仕事を適当に流すことが難しい真面目な人へアドバイス
最後に会社の仕事を適当に流すことが難しいと感じる真面目な方へのアドバイスを書いて記事を終わりたいと思います。
他の人の仕事っぷりを観察してみよう
仕事を頑張ってる人は視野が狭くなっている可能性があるので、視点をずらしてみるといいかもです。
- 今の会社で働くことがすべてだと思い込んでいませんか?
- 周囲の人は就業開始から終わりまで全力で行動してますか?
- 自分は要領が悪いからと自分で自分を追い込んでいませんか?
- 休憩に行った同僚は30分くらい戻ってこない時とかありませんか?
冷静に考えると『ん?たしかに同じ職場で働くAさんは休憩に行くといつも30分くらい雑談をして、たばこも4~5本吸ってる気がする。自分は飲み物をサッと飲んですぐ仕事に戻ってくるのに、、、』みたいなことが見えてくると思います。
あら捜しではないですけど、そうした他の人の不真面目な行動みたいなものを見ることによって『自分も少し手を抜いてもいいんだな』って思えて気持ち的に楽になったりしますので、社内での人間観察をして見ましょう。
会社員が無理だと思ったら逃げるのもアリ
起業して5年経ちますけど、会社員を辞めて良かったなと心から思います。
そこまで会社のために人生捧げて働いても給料は増えないですからね。
『今の会社が好きすぎて会社のためならプライベートなんかなくても全然構わない』ってくらい尽くせるならいいですけど、そうでなければ逃げてしまうのも一つの手だと思います。
楽な世界へ移動する準備をしよう
僕の話で言えば副業を始めて脱サラに向けての準備をしました。
- 毎日ブログを書いた
- Twitterで人を集めた
- 経営に関する勉強をした
- コンサルしてスキルを磨いた
- 自動で収益が生まれる仕組みを作った
上記は活動の一部ですが、一言で言えば『楽して稼ぎつつ、子供と遊んで暮らせる世界を目指した感じ』です。
そして実際に脱サラしてみて思ったのですが、世間にはいろんな働き方があり、そもそも会社に属さず家族と仲良く過ごしている人もたくさんいます。
今の会社で真面目に働きすぎることがあなた自身の幸福につながらないのであれば、そこから逃げる準備をしていきましょう。
適当に働いて稼ぐ世界を目指す方法
僕が最初に取り組んだのはブログでしたが、今だったらTwitterやInstagramなどのSNSから始めるのがいいと思います。
僕が副業を始めた頃はブログ以外にほぼ選択肢はありませんでしたが、今はいろんなSNSがあって集客のスピードも桁違いに早くなりました。
このブログには僕が脱サラするまでに実践したノウハウをたくさん書いていますので、何から始めていいか分からない人はざっと目を通して雰囲気を掴むことから始めてみるのもアリですね。
大事なことは『新しい知識を学ぶ(=新しい価値観を取り入れる)こと』で、学ぶことによって視野が広がり行動も変化し、その結果、人生そのものが自分の理想とする方向へと変化していきます。
まとめ:会社の仕事は適当に流しつつ、新しい世界を目指していこう
というわけで『会社の仕事は適当に流すことの重要性』についてのお話しでした。
『毎日忙しくて自宅は寝るだけの場所』とか、『休日も仕事のことが頭をよぎってゆっくり休めない』とか、『仕事のことを考えるとお腹が痛くなる』とか、会社に人生を捧げ過ぎなので、もっと楽に生きて良いと思います。
大事な取引先との致命的なミスでなければ会社は問題なく営業を続けるのと同じように、あなたが少しくらい適当に仕事をしたところで何かが変わるわけでもないはずなので、過度なプレッシャーは捨て、もっと気楽に生きていけばよいと思います。
僕も入社したての頃は『お前は少し休め!』と言われたこともあるくらい真面目な社員でしたが、いろんな経験を積むことで仕事の質を落とさずに手を抜けるようになったので、以下の記事も参考にしながらマイペースに進めていきましょう^^